すべては“自分次代”──稲盛和夫が示した、人生と仕事の原理原則
「運命なんて、信じていないんです。」 そう語ったのは、京セラ創業者・稲盛和夫さんです。
どんな環境や境遇でも、すべての結果は自分の“考え方”と“選択”で決まるという考え方です。
私は、地方で外国人材支援に関わるなかで、「環境が悪いから仕方ない」「制度が整っていないから無理だ」といった“人のせい”にする言葉を何度も耳にしてきました。
けれども、本当にそうなのでしょうか?
私が稲盛さんの哲学に強く惹かれたのは、「どんな状況でも“自分の心の持ちよう”で未来を変えられる」と信じて実践してきた、その姿勢です。
「すべては自分の責任」──稲盛和夫の原点
稲盛さんの若い頃は、決して順調な人生ではなかったそうです。
中学受験に失敗し、進学先では結核を患ってしまいます。一命を取り留めたものの、大学受験にも再び失敗。 やっとの思いで進学した大学でも、成績は思わしくなく、就職活動では志望企業に次々と断られてしまいました。
それでも、環境のせいにはせず、「これは自分の生き方を見つめ直すチャンス」と考え、前を向いた稲盛さん。
この“自分の責任で生きる”という姿勢こそが、本当の意味での主体性だと感じます。
私自身も、キタカラを立ち上げるまでに、行政職員や水産会社、飲食業、マーケティング会社など、いくつもの仕事を経験してきました。
思い通りにいかない日々も、たくさんありました。
でも今振り返ると、あのときの選択や経験の積み重ねが、間違いなく今の自分をつくっているのだと実感しています。
考え方×熱意×能力=人生の結果」
稲盛さんが見出した「人生の方程式」があります。
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
この中で一番大切なのが、「考え方」だといいます。
能力や熱意は、努力次第で0〜100点まで伸ばすことができますが、「考え方」はなんと−100点から+100点まで大きくブレるのだそうです。
つまり、どんなに能力があっても、どれだけ頑張っていても、考え方がズレていれば結果はマイナスになるということです。
「考え方」を選び、磨き続ける姿勢──それこそが、稲盛さんが伝えたかった“自分らしい生き方”なのだと思います。
現場で気づかされたこと
私たちの現場でも、この「考え方」はとても大切な指針になっています。
外国人材の中には、日本語がまだ苦手だったり、慣れない環境に戸惑う方もいます。
でも、まっすぐで、素直で、一生懸命な人は、どの職場でも本当に愛されていくんです。
だからこそ、私たちは「人柄重視」で人材を選ぶようにしています。
地方での外国人材支援は、華やかでも派手でもありません。
それでも、“考え方”ひとつで、その人の人生も、受け入れる地域も、大きく変わっていきます。
誰かが道をつくってくれるのを待つのではなく、自分たちの手で一歩ずつ切り拓いていく。
そんな覚悟を持って、私たちは日々の支援に取り組んでいます。
「運命」は、つくるもの
稲盛和夫さんの人生は、まさにそれを証明してくれています。
どれだけ逆境にあっても、どんなに小さなスタート地点でも、自分の信念と行動で人生は変えられる。
「自分はどう考えるか」「どう動くか」──そう問いかける習慣を持ってみるようにアドバイスすることがあります。
地方で生きる私たちだからこそ、この問いの意味がよくわかる気がします。
まだ多くの人に注目されていない地域や現場で、光る“人”を育てていく。
それが、私たちキタカラの挑戦です。
そして、揺るぎない志です。
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株式会社キタカラ
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