「地域に馴染む力」が地域を創る礎となると信じて
地方に外国人材を迎え入れるとき、大切なのは「日本語力」や「技術力」だけではありません。
“地域に馴染む力”、これがなければ、どんなに優秀な人材でも、いつか孤立し、地域を離れてしまいます。
私は、この「地域に馴染む力」を事前にしっかり育むことが、地方での外国人材受け入れ成功の鍵の一つだと考えています。
【地域に馴染む力とは】
1. 生活習慣の理解と順応力
北海道の厳しい冬。
知らなければ命に関わることもある——
だから私は、冬のこと、寒さのこと、雪のこと、冬支度のことなど、その土地の暮らしの知恵を伝えます。
地域や業種によって違う習慣。
隣の庭と比べない心の強さ、最後まで頑張る忍耐力、与えられた場所で花を咲かせることの大切さを伝えます。
地域ごとの文化や行事も同じで、ただ「教える」のではなく、体験しながら自然に身につける機会を作ります。
2. 地域の人々との人間関係を築く力
外国人材にとって一番の壁は、言葉よりも「人との距離感」。
私は、あいさつ、立ち話、町内会行事など、日常に溶け込むための小さなコミュニケーションを大切にしています。
LINEでの日本語や報連相の練習、所属企業様へのやさしい日本語教室の提案、地域の日本人との交流イベント——
地域と人をつなぐ場づくりも私たちの仕事だと考えています。
3. 孤立を避ける姿勢と行動
困ったとき、「誰にも頼れない」ことほど、心細いものはありません。
だから私たちは、
- いつでも相談できる支援窓口
- 気軽に質問できるSNSチャット
- 相談に行くハードルを下げる工夫
を通して、「助けを求める力」を育てます。
孤立を防ぐのは、登録支援機関や所属企業の環境だけではなく、本人の行動する勇気でもあります。
4. その地域で「暮らしたい」と思える心構え
働くだけの場所なら、他にもある。
でも「この町で暮らしたい」と思えたら、人は簡単には離れません。
私は、単なる労働支援ではなく、“暮らしを愛する、地域を愛する心”を育てる支援を目指します。
四季を感じる。地域の味を楽しむ。人の温かさに触れる。
そんな一つひとつが、「定着」という奇跡を生み出た、私は、そんな事例を数多く見てきました。
【キタカラが目指す地方定着支援】
- 働く人を「地域人」として、地域に迎え入れる
- 支援を、規則に従った「作業」ではなく「人生の伴走」として捉える
- 地域に“地域愛を持つ外国人が活躍する”未来をつくる
地方には、地方の支援がいる。
地域を知り、地域を愛し、地域と共に歩む支援者こそが、地域の未来を創る。
私は、この「地域に馴染む力」を育むため、川上での活動を大切にしています。

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